友人が雑誌に登場!(Vol.488)
2015/01/10 ブログ by 安川有里
今日発売の雑誌『HERS』(光文社刊)に、友人が「親子対談」で掲載されると彼女のFBで知り、購入しました。
彼女と知り合ったのはもう、何十年前になるのでしょうか?
(光文社『HERS』より)
大学を卒業し、高橋圭三プロダクションに所属して、ラッキーな事にその年、4番組のオーディションに合格しました。NTV「ルックルックこんにちは」、TVK「緑への歩み」、テレビ朝日「日本の道」、そしてフジTV「3時のあなた」のレポーターでした。
その時「3時のあなた」のADをしていたのが、大学生のS君。意気投合し、姉弟のように仲良くなりました。
このS君が、今日「親子対談」に掲載された、娘・田原敦子さんと後日結婚する事になり、私が結婚式の司会を担当させて頂きました。
S君は大学卒業後、石原プロで助監督を経験した後、フリーのディレクターとして活躍。
30代に入って、アナウンサーだけではなく活動の場を広げたいと考えていた私に、彼が担当していたテレビ朝日の報道局で「有里ねえ、契約ディレクターとしてやってみないか?」とお誘いを受け、番組を制作する仕事に就く事になりました。
そんなS君がある日(私が、各局でアナウンサーとして活動していた頃です)、「結婚したい人がいるんだけど……」と紹介されたのが、田原総一郎さんの長女・敦子さんでした。キュートで素敵なお嬢さん、と言うのが第一印象でした。
こんなご縁から結婚式の司会をさせて頂きました。主賓の席には、大臣級の政治家の方がずらり。10名程の方が、乾杯の前に挨拶をする・・政治家=挨拶長い!と、当時の私は考え、「どうしよう?」と新郎新婦に相談。3人で「1人(確か?)3分以内」と決め、お父様の田原総一郎さんに、祝辞を下さる方に『連絡&釘をさして』いただきました。
結婚式当日、私はストップウォッチを手に、司会席へ。「祝辞をいただく議員の方々にお願いです。おひとり3分以内でお願いいたします。」と。今考えてみれば、あの面々を前に、若くて無名の司会者がよく言えたものだと、穴があったら入りたい・・・状態でした。
あれから、速いもので20数年。S君は番組制作会社を経営し、敦子さんはテレビ朝日のプロデューサーとして活躍中です。双子の男の子にもめぐまれました。
雑誌『HERS』の記事を読んで、敦子さんの活躍がうれしい、そして父娘の関係の機微の歴史がとても素敵だと感じました。
「ここのところ、父とゆっくり話していないなぁ」私も大阪の父と会いたくなりました。父娘って、時を重ねると、若い頃と違った、とてもいい関係になるのかもしれません。