安川有里( YURI YASUKAWA )公式サイト

ホーム>かながわ中央消費生活センター(Vol.435)

かながわ中央消費生活センター(Vol.435)

2014/08/28 ブログ by 安川有里


 今夏の「おひとりさま視察」3日目(8/26)。2か所目「かながわ中央消費生活センター」でお話を伺いました。

IMG_3329
(昨日レポートした県民サポートセンターと同じ「かながわ県民センター」の中にあります)

 説明資料でまず頂いたのは、7/23に記者発表された資料。平成25年度の神奈川県内における消費生活相談の概要です。

IMG_3428

IMG_3354
(電話相談コーナー。細やかな相談に乗って下さっています)

 相談総件数は 69,691件で前年度比8%増加、苦情相談件数は 65,595件で9%増加しました。苦情相談内容の1位は「デジタルコンテンツ」で、年代別では、70歳以上の方が1位というデータがでています。
 相談内容にも流行(?)があるようで、過去10年で最も相談数が多かった平成16年は、「架空請求」が多かったとのこと。(我が家にもはがきが来ました。警察に連絡したら、「無視して下さい」とのアドバイスを受けたことを思い出しました。)最近は、デジタルコンテンツが最多で、例えば、アダルトサイトで年齢確認をクリックしたら、いきなり登録となって、高額な料金を請求されたといった「ワンクリック請求」にかんする相談が多くよせられています。
 2位は不動産関係、3位は工事・建築・リフォームに関すること。
 前年度に比べて、増えたのが「健康食品の送りつけ」に関するもの、25年6月がピークでしたが、マスコミでも話題になったので、覚えていらっしゃる方も多いと思います。ターゲットは、高齢者。「振り込め詐欺」と同様、さまざまな手口で狙って来ます。センターのアドバイスを紹介します。是非、周りの方にお声がけ下さい。

IMG_3426

 最後に、余談。関西のおばちゃんは、だまされにくい!と言われます。今回視察したセンターの方も、私の母の話をしたら、大阪はその傾向があると聞いたことがある!とおっしゃっていました。
 確かに、母(86歳)は、一度もそういった誘いにだまされたことがありません。
うちの母、曰く、母の直感で変な?電話や知らない人からの電話には、「そんな子うちにおりません」「いりません。もう電話かけんといて。」etc.で撃退?しているそうです。(笑)
 みんなが、母のような大阪のおばちゃん・おばあちゃんなら、少しは「消費者センター」が暇になるかもしれませんね!


コメントは受け付けていません。