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かながわ県民サポートセンター視察(Vol.434)

2014/08/27 ブログ by 安川有里


 夏の県の施設の視察(勝手に命名「おひとりさま視察」)、今日は、8/26の一か所目、かながわ県民サポートセンターのご報告です!
 横浜駅西口そばにあるかながわ県民センターには、さまざまな県民のための施設があります。その一つが、「かながわ県民サポートセンター」です。

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 センター概要は、イメージキャラクターの『かにゃお』が説明してくれました。

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 このセンターの誕生は、岡崎知事時代にさかのぼります。行政の為に建てられたものを、「県民のために」ーボランティアを支援する場所を作りたいということから、「県民サポートセンター」に生まれ変わりました。

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(センターの考える総合支援)

 「いずれ財政危機がくる。時の財政に左右されず、ボランティア活動を支援出来るために」と『基金21』が開始され(県の再建を使い100億円の基金をもとに)、毎年1億円の事業を支援しています。これまでに、147件のNPOを支援しています。

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(私も一緒に活動させて頂いている「湘南DVサポートセンター」もこの基金で支援して頂いています)

 松沢知事時代に始めた事業は、『コミュニティカレッジ』。ボランティアとして地域で活動する人材育成をする講座です。

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 そして、東日本大震災をきっかけに設立された災害ボランティアの拠点・『かながわ東日本大震災ボランティアステーション事業』。2011年4月〜2013年3月までのボランティアバス」参加人数は11,330人、かながわ金太郎ハウス利用者は11,325人。復興は道半ば、と、現在は側面支援を行っています。

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(金太郎ハウスを守って来た「金太郎くん」、これからも、さまざまな災害支援のキャラクターとしてガンバル!!)

 さまざまな問題解決のために、行政だけでは限界があります。NPO等が行う役割を拡大し、多様な主体が支える「新たな公共空間」の想像を図りたいとの、意欲を伺いました。

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 NPOを支える新たな動き、サポートセンターは公的な中間支援としての役割を今後どのように発揮ていくのか?
 アメリカ合衆国ではNPOスタッフとして雇用することで失業問題解決に繋がったと聞いています。日本でもNPOスタッフとして働く方たちの雇用についてどう対処するのか?
 市民が市民活動をどう支えていくのか?
 さまざま、課題をいただいた視察でした。


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