寒川浄水場(Vol.426)
2014/08/15 ブログ by 安川有里
おひとりさま視察 No.2は「寒川浄水場」です。
産まれたときから、蛇口をひねれば美味しいお水がでてくる、そんなインフラ整備が出来た中で育った私たち。浄水場は、川から取水した水を浄水処理と水質管理を行い安全な水道水を安定して供給しています。その、浄水法について、以外と知らない方が多いのではないでしょうか?(今の小学生は、4年生で習うそうです。浄水場見学も行われています。)
神奈川県営水道は1993年(昭和8年)に事業認可を受け、湘南地方の1市9町に創設され、1936年(昭和11年)に第1浄水場を開設しました。1日最大送水量約560㎥、給水人口4,015人でした。
現在は第2、3浄水場(第1浄水場は、老朽化したため1984年に廃止)併せて1日最大送水量714,230㎥、給水人口役127万人となっています。(2012年現在)給水区域は10市3町。24時間監視のもと、地震などの災害時における配水池の必要推量確保など、重要な役割を担っています。
水質については、1970〜80年頃悪くなったこともあったけれども、水質汚濁防止法などがきっかけで、良くなったとのことでした。水質検査項目は、200項目!安全な水を県民に届ける努力が行われています。
(神奈川県営水道の水・森のハーモニー。優しい口当たりの美味しいお水です)
廊下には、見学に来た小学生からのメッセージが掲載されていました。年間の見学者は、12,000人(小学生から社会人まで)。「水を大切にしなければ!」、見学に来た小学生の多くが、そのことを学んで帰るそうです。
ということで、ブログでも、まず「水を浄化する行程の見学」をして下さい!
説明にでてきた部分を写真で見ていただきます!
第3浄水場の非常用予備発電設備も見せていただきました。
(第2浄水場と併せて、災害時に13,500㎥/hの送水が可能となります)
次回の「おひとりさま(笑)視察」は、国際言語文化アカデミア・地球市民かながわプラザ・国際研修センターです。