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動物愛護について(Vol.396)

2014/05/28 ブログ by 安川有里


 今定例会で、提案したい動物愛護について視察して来ました。 

 先日(5/17)、新聞で「犬殺処分 2施設でゼロ」と報道されました。

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 2013年度に「ゼロ」となった県内の公立の施設は、県の動物保護センターと川崎市動物愛護センターです。
 平塚にある県の動物保護センターは以前調査に行ったことがあるので、今回は「川崎市の動物愛護センター」を訪問しました。

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(殺処分ゼロの報道後、視察や取材が増えているそうです。今日も、TBSの「Nスタ」の撮影!加藤シルビアさん、インタビュー中!)

 『動物愛護センター』というと、皆さんはどんな施設だとイメージされますか?捨てられた犬や猫を、保護したり処分したりする場所!という答えが返ってくるかもしれません。
 川崎市のセンターは、市の動物対策の中心的業務を行うとともに、犬、猫などの譲渡、収容動物の健康管理、動物愛護の普及啓発の場としての業務を担っています。

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(小学1&2年生を対象とした動物愛護教室)

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(家庭犬インストラクターによる講習)

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(子ども達とのふれあい教室で活躍のハムスターたち)

 犬や猫だけでなく、亀・鳥などの小動物も保護されていました。

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 感染症対策や災害時の動物救護対策など、その業務は多岐にわたっています。角センター長から沿革の説明の後、業務内容や実態のお話をうかがいました。

 下のグラフは川崎市動物愛護センターの犬と猫の収容と殺処分の推移です。

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 2013年度、川崎のセンターで612匹の犬を収容しましたが、病死や事故死以外の犬は、元の飼い主や新しい飼い主に引き取られたそうです。新しい飼い主さんへの橋渡しは、ボランティアの方々の活躍でおよそ280匹。現在31団体が団体譲渡のボランティアとして関わって下さっているそうです。今日は、NPO法人東京キャットガーディアンの山本さんが、10匹の子猫を引き取りにいらしていました。

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 センターの職員の事務室では、デスクのそばにわんちゃんが丸くなってくつろいでいました。この犬は精神的なダメージを受けていて、常に人のそばにいたいからとのこと。
 様々な努力が、今回の「殺処分ゼロ」に繋がったのだと思います。

 収容されている犬は、一匹づつ「プロフィール」が紹介されています。
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 お散歩ボランティアさんへのメモ

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 殺処分室。現在は、睡眠薬を職員にだっこされながら処方されているそうです。ドアが閉まる音、いま、この報告を書いていても思い出して涙が止まりません。人間の身勝手で小さないのちをこんな形で……あってはならないことです。
 そして、「殺処分ゼロ」報道が先走りして、『川崎に持っていけばちゃんと飼い主を捜してくれる』という安易な考えを持つのは論外!と思います。

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 センターの職員の方々の愛情を強く感じた調査でした。今日の視察で感じたことを、今定例会でで提案していきます。

 
 最後に、今日の視察の動画をご覧下さい。


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