おさかなマイスターさんの出版記念パーティー(Vol.387)
2014/05/14 ブログ by 安川有里
おさかなマイスターで、青木塾(前々回のカレーフェスティバルのブログでご紹介しています!ご覧下さいね)の仲間でもある嘉山定晃さんの出版記念パーティーが、5/13に開催されました。私は、青木塾の塾生仲間と一緒に出席しました。
嘉山さんは、長井生まれの長井育ち。北里大学水産学部を卒業し、東海大学大学院、東京大学大学院で研究を続け、「西部太平洋におけるカツオ当歳魚の成長と回遊生態に関する研究」で農学博士号を取得した、お魚博士です。出版された本は、彼が2年間にわたり神奈川新聞に連載したコラム『おさかなマイスターのちょっとおいしい話』をまとめたものです。毎週、仕事の合間を縫って書かれたコラム、読み方も様々。おさかなについてちょっと蘊蓄を話せるようになって、楽しんでいる読者が多かったと思います。
漁食文化をきちんと伝えたい、食育セミナーなどで講師もつとめていらっしゃいます。
最終回の「ちょっとおいしい話」から。
『魚離れがすすむ昨今、日本のよき漁食文化よ再び、その一念で連載を続けてきました。中でもカツオについて熱っぽく話す私は、周りから「カツオくん」と呼ばれる」ようになりました。今後とも魚介をどうぞよろしく。』
カツオについて博士論文を書いた嘉山さん、人気者の「カツオくん」。パーティーには、180人が集まりました。
おさかな離れといわれる昨今、同じ塾で議論した嘉山さんが書かれたこの本を読んで、改めて是非おさかなの美味しさや魅力を再認識したいなぁ、と思いました。