15周年!よこすかカレーフェスティバルーその歴史を振り返って(Vol.385)
2014/05/10 ブログ by 安川有里
「よこすかカレーフェスティバル」が今日と明日の2日間、三笠公園で開催されています。
「カレーの街よこすか」が誕生して今年で15周年です。「よこすかカレーフェスティバル」はその中心イベント。先日、開催された護衛艦カレーグランプリの時も横須賀の街が盛り上がりましたが、今日も朝から、三笠公園は大にぎわい!
(レポートの中の間違いを訂正します。第15回⇒15周年、大食いフェスティバル⇒大食い選手権、です。ごめんなさい)
北は北海道から南は宮崎までの、全国から80以上のご当地カレーが集結します。NO1を競う「全国ご当地カレーグランプリ」が行われるほか、今年は新たな試みとして、制限時間内に食べるお皿の数を競う「よこすか海軍カレー大食い選手権」が、明日5月11日に開催されます。米海軍からの参加者もいるとか!!
また、毎年好評!500円で4つの好きな味を選べる「よこすか海軍カレーバイキング」。いつも完売で食べそびれていたので、今日はいつもより早めに家族で出かけて、並びました!
10店舗以上のカレーから、好みのカレーを4種類選ぶ事が出来ます。
会場の様子をご案内!
(カレーバイキングを並んでいるとき、ステージでは、GSワンダーランドのみなさんが、懐かしのグループサウンズ♬を演奏していました)
「いつから、横須賀はカレーの街になったの?」と思っていらっしゃる方も多いと思います。
そのいきさつについて「カレーの街よこすかのWEBサイト」にはこう書かれています。
『平成10年12月、海上自衛隊地方総監の退官を前にお別れパーティーが海上自衛隊 田戸台分庁舎で開かれました。 その席上で総監が、「呉市と舞鶴市では、両市が本家争いをするなど、肉じゃがを“まちおこし”に繋げているが、カレーライスが庶民の食卓に普及したのは海軍のカレーにルーツがあるので、海軍の街である横須賀でカレー発信の地として、“カレー”を地域の活性化に利用してみては」という趣旨の話をされました。
この話を受けて横須賀市役所、横須賀商工会議所、海上自衛隊の3者で調査、検討がはじめられ、旧日本海軍で提供されていたカレーを現代に再現する方針が決定しました。 平成11年5月20日、横須賀市は「カレーの街宣言」を行い、「カレーの街よこすか推進委員会」が発足しました。
これが全国的にも初の試みとなる、横須賀市役所・横須賀商工会議所・海上自衛隊の3者が協力して行う「カレー」による街おこしのスタートとなったのです。
カレーの街よこすか推進事業のメインブランドは、海軍割烹術参考書(明治41年)に記載のある「カレイライス」の作り方をもとにして、現代に復元したカレー“よこすか海軍カレー”とすることが定められました。』
日本で愛されているカレーのルーツは明治時代に始まった「海軍カレー」。海軍ゆかりの地・横須賀!明治期の海軍レシピ本をもとに当時の味を再現し、「よこすか海軍カレー」が誕生したとそうです。
このときに市役所でこの街おこしに尽力された「カレー課長」と呼ばれている青木猛さん。現在、私は、青木さん主宰の「青木塾」の塾生として、塾生仲間とポスト「カレー」を模索しています。
「カレーの街 よこすか」を全国区に押し上げた道のり。それは、市民の「横須賀を盛り上げたい!」という思いが結集したものです。
人口減少が懸念される中、「元気な横須賀」を再構築するには、何が必要なのか?「選ばれる街・横須賀」実現にむけて、様々なアイデアを出していきたいと思います!