ヒューマンサービスの実現にむけてー県立大学卒業式 (Vol.356)
2014/03/08 ブログ by 安川有里
3/8、神奈川県立保健福祉大学の卒業式・修了式が行われました。
平成9年に県が策定した総合計画「かながわ新総合計画21」において、保健医療福祉の人材づくりをプロジェクトの一つとして位置付け、医療・保健・福祉の総合的人材を養成する新たな拠点づくりの整備に取り組んできた神奈川県。これを受け、平成15年に初めて県立4年生大学として開学したのが、県立保健福祉大学です。
大学が出来たことで、京浜急行『安浦』駅は、『県立大学』駅に名称が変わりました。
ヒューマンサービスを掲げる県立保健福祉大学。ヒューマンサービスとは、どのような人間であれ、誰も排除されることなく、一人ひとりが人格を持った大切な人として生かされ、生き甲斐を持ち、その人らしく生きられるように、人が、人らしく、他の人を支援していく理念を言います。
看護学科、栄養学科。社会福祉学科、リハビリテーション学科の4学科からなる大学と、それぞれの学科をふまえた大学院、実践教育センターetc.からなる保健福祉大学。今日、大学231名&大学院17名が、新生活にむけて、巣立っていきました。
これからの医療・福祉を担っていく彼らの表情は、きりりとしていて、4年間(大学院は2年間)の充実した日々と思いが伝わって来ました。大学の精神・ヒューマンサービスを、しっかりと実践していきたいとの決意した皆さん。卒業、おめでとうございます!
(今年から始まった、医食農同源の取り組みの一つ、AMF栄養ケアステーション!)