今、何をすべきか? (vol.37)
2011/03/17 ブログ by 安川有里
地震が起き、津波が街を襲い、原発が危機をむかえている・・・
そんな中で、統一地方選挙の実施について、国会で論議。
皆さんは、どう思われますか?
みんなの党は、延期すべきという法案を出しています。
民主・自民・公明・共産は、被害の大きかった3県をのぞく都府県は実施と。
今、何をしなければいけないのか?
まずは、被災した方々の、心身と物資のケアであると思います。
募金活動は、パフォーマンスだろうと、言う方もいらっしゃいます。
そう見られることは、残念です。
募金活動をしながら市民の方々と接することは、
政治に求める声を直接聞くことができる貴重な機会でもあると思っています。
今日も小中学生や高校生が、お小遣いから、募金してくれました。
3回も繰り返し募金してくれた少年がいました。
「お小遣い、大丈夫?」って聞くと
「母が、仙台出身だから・・」と照れながら答えてくれました。
いま、子どもたちも、被災した方々の、これからに気をもんでいる状態です。
確かに、選挙はしなければならないことです。
でも、「選挙の前に、やるべきことがあるだろう!」と思います。
今回「期日どおりの実施」としている党の国会議員の中にも、
延期したほうが・・・との意見も聞かれます。
決まれば、選挙の対策をするしかありませんが、
4/10実施を主張される各党の候補者の方々は、
この状況の中で、何を訴えられるのでしょうか。
組織・団体がバックにいるから、政策無くても勝てると踏んでいらっしゃるのでしょうか?
それで、県民・市民の生活を守れますか?
しがらみで、今の政治、変えられますか?
今、何が必要なのか、
みんなで考えていくのが、
未曾有の災害のあとの「なすべきこと」だと、思います。