農家の視察で、栃木県へ! (vol.292)
2013/08/16 ブログ by 安川有里
今春、横須賀市内の幼稚園のイベントで出会ったお米「ピロール米」。
その後、玄米を購入し、本会議中持っていくお弁当で美味しく頂いていました。
食べているうちに、「このお米を作っている方に会いたい…」と思い、
購入したお店に連絡し、お米を作った渡邊さんと栃木県の田んぼで会う事が出来ました。
宇都宮駅で、販売しているカーサプランタの大森さん&石塚さん&横浜国立大学大学院の登丸先生と合流。
まずは、最初の訪問先「ピロールファーム中村」へ。
看護師をしていた中村初代さんは、お孫さんのアトピーの症状を少しでもよくしたいと、
自作で野菜を作り始めたそうです。
そんな中で出会ったのが、「ピロール農法」
徐々に畑の面積を増やし、いまでは年間100種類の元気な野菜を育てていらっしゃいます。
畑で待ち合わせ。
まず、「美味しいよ」と下さったのがトウモロコシ。
畑で、生で「いただきま〜す」。
「えっ!甘い、みずみずしい!」
が私の第一声。
びっくりしました。
その後、初代さんが手塩をかけて育てた野菜たちに会ってきました。
(畑を見たという表現をしたくないくらい、おいしい野菜づくりをしていらっしゃいます)
中村さんの畑の後は、大田原市にある「欽ちゃん農場」へ。
ここが、私がいま食べている玄米が育った農園です。
代表の渡邊欽藏さんの田んぼ、美しい緑の稲穂が広がる景色に感動しました。
欽ちゃんの案内で、ピロール農法で育てている田んぼと、普通の農法で育てている田んぼ、
両方を見せて頂きました。
「ピロールの田んぼと普通の田んぼの違いは、裸足で入らなくては分からない」とカーサプランタの大森さん。
今回の視察の第一の目的が「裸足で土を感じる事」
短パンに履き替えて、入って来ました。
次は、普通の田んぼへ。
(普通の田んぼは、TV神奈川でレポーターをしていた頃と同じ感触の土です)
う〜ん。実感。
この感触をブログで報告出来る文章力は、私にはありません。
一つ、言える事は、家に帰って足を見たら、すべすべしていた事。
(どろんこエステした後のような感じ)
(収穫よりちょっと前のパプリカを」生で頂きました。甘い!感動の美味しさです)
光合成をするラン藻の力と、ピロール土壌の力を感じた一日でした。
欽ちゃんの奥様と初代さんの愛情こもった野菜の美味しさ、
そして、欽ちゃんの笑顔がとても嬉しい視察でした。
皆さん、お盆の最中なのに、快く調査にご協力いただいてありがとうございました。
(渡邊欽藏さん宅の前で記念撮影。左から、石塚さん・渡邊夫妻・中村さん・私・大森さん)
最期に、初代さんの言葉で印象に残った事。(ニュアンスです。一語一句をメモした訳ではありません。)
『農業は心を育ててくれる。
気象に左右されたり、狸などに荒らされたり、
でも、元気に育って!と思う気持ち。
野菜を育てることで、私も育てられた。
若い人達にも、参加してもらいたい。』
(なお、この、農法については今後常任委員会等を通じて提案をしていくつもりです。
ピロール農法についてのお問い合わせは、カーサプランタまで)