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マグニチュード8.8と危機管理 (vol.34)

2011/03/12 ブログ by 安川有里


地震のとき、どこに、いらっしゃいましたか?
私は、久里浜に向かう車の中でした。
なんか、揺れてるなぁ・・と思ったら、FM横浜のパーソナリティの方が、
緊張気味に、「地震のときの原稿」を読み始めたので、
路肩に停車して、様子を見ていました。
(気づかずにかなりのスピードで通り過ぎる車がほとんどでした・・・(>_<) )

時間を追うごとに、地震の状態が報道され、「大変なことになっている」と。

京急久里浜駅は、停電。不安な表情で駅頭でボーゼンとする人でごった返していました。
予定を切り上げ、事務所へ。
落ちているものも無く、安心しました。
京急が止まっている為、歩いて帰宅。
仕事を終えた方々や学校帰りの高校生たちと、
全く動かない車の列を追い越して・・と、雨も降って来ました。
冷たい雨です。足早に駅に向かう人・人・人・・・
横須賀中央駅前では、タクシーを待つ人の長〜い列、
コンビニで食料を買い込み「会社にとまろうか。」とオフィスに向かう人たち。
モアーズ前で、座り込んでいる若い人たち・・・・

家では先に帰っていた家族が、こんな映像を撮影していました。

「地震など、天災時にいかに迅速に対応し、情報を広く知らせるか」
首長などは、この危機管理能力が試される時でもあります。
横須賀の吉田市長は、(私はツイッターでの情報しか入手していませんが)
かなり、詳細に迅速に対応されていたように思います。
他の地方自治体も、神戸の地震以来、「危機管理」については、
首長・議会・行政で日頃から準備をしていたように思われました。

今回、感じたこと。
それは、「ツイッター・フェイスブックの力」
帰宅難民になった方々の強い味方になったようです。
固定電話・携帯電話が通じない中、
○○大学教室開放、○○ホテルロビー開放など、
頻繁に情報が飛び交っていました。
困っている方々を気遣う気持ちもこもっていました。
(一部心ないガセがありましたが、)

阪神淡路大震災の時には、コミュニティーFMが、
今回は、ツイッター・フェイスブックが新しいお役立ちツールとして、
情報発信の一角を担っていました。

ニュースを見ていると、想像を絶する被害が広がっているようです。
1日も早い復興と、被災された方々の無事を祈るばかりです。

みんなでつくる新しい横須賀ストーリー


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