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旅立ちの日に (vol.255)

2013/03/01 ブログ by 安川有里


今日、3/1は神奈川県立高校の卒業式が、各校で行われました。

私は、昨年「定時制高校」の視察でお邪魔させて頂いた県立追浜高校の卒業式に出席。
(全日制&定時制)

午前中は、全日制の「第48回卒業式」。
237名の生徒が、学び舎に別れを告げました。

(卒業生入場!)

卒業生、一人ひとりの名前を読み上げる担任の先生の声に、
卒業していく生徒たちへの思いが感じられました。


(クラスの代表が、卒業証書を授与されました。)

夕方から始まったのは、定時制の「第46回卒業式」。


(それぞれの思いがこもった『正装」で出席)

今年度の卒業生・45名の生徒が、一人づつ、卒業証書を校長先生から授与されました。

中には、昨年「定時制高校」の調査のときに、
私のインタビューに答えてくれた生徒さんたちもいて、嬉しくなりました。
仕事と両立させていたAさん、中学時代不登校だったBさん、
笑顔の卒業式でした。


(校長先生の挨拶。ジーンときました。みんなに慕われた小西校長先生は、3月末で追浜高校校長を退任されます。)

卒業生代表の生徒さんの言葉、素晴らしかったです。
4年間の高校生活の中で、何度も「もう、やめたい」と先生に訴えたことがあったけれども、その度に支えて下さったこと。
友達がいたから、超えられた悩みがたくさんあったこと。
友達がいたから、毎日が充実していたこと。
そして、保護者の方への気持ち……感謝と喜びが感じられるものでした。

定時制の卒業式にはじめて出席して、巣立って行く高校生をみて感じたこと。
それは、卒業証書の重み。
入学してからの日々、辛かったときや壁を乗り越えたとき、友と涙したときの思い、
そして、楽しかった時のこと………
沢山の思いが詰まったのが、彼らの「卒業証書」。
受け取って階段を下りる前に、みんなに自分の[卒業証書」を見せながらおりる生徒たち。
なかには、校長先生から受け取ったあと、ガッツポーズをした生徒さんもいました。
今日の「達成感」は、これからの彼らの「自信」につながると思います。

今日、追浜高校を卒業した282名のみなさん、改めて、
「卒業、おめでとうございます。」
10年後、20年後……の君たちに、また会える日がくる事を祈りつつ(^^)


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