神奈川文化賞・スポーツ賞贈呈式 (vol.226)
2012/11/04 ブログ by 安川有里
11/3文化の日、午前中「久里浜駐屯地創立62周年記念式典」に出席。
(朝、慌てて、iPhoneを家に忘れて出かけた為、午前中は写真なしです。)
昭和25年に発足以来、陸上自衛隊の情報通信の中核としての機能を持ってきた駐屯地です。
「創意と熱意を傾注して、さわやか・はつらつとした日本一の駐屯地になる」ため、日々教育訓練に励む……との言葉どおり、溌剌とした式典でした。
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午後は、神奈川県民ホールで行われた「第61回神奈川文化賞・スポーツ賞贈呈式」に出席してきました。
神奈川文化賞・スポーツ賞は、神奈川の文化とスポーツの発展に寄与した個人・団体に贈られます。
受賞後、司会の原アナウンサーのインタビューに答える受賞者の皆さん、
素敵な言葉を、いくつかご紹介させていただきます。
(インタビューはこんな感じで行われました。写真、当日試合等で出席できなかったフェンシングの三宅諒さん)
(ご本人出席の方々は、インタビューをメモしていたため、写真とれませんでした。
当日のパンフレットの写真です。)
文学で受賞の 高橋源一郎さん。
最近は、若者の貧困や原発など、現代社会の諸問題に対する先鋭的な批判活動を自らの作品を通じて発信し、注目を集めている作家です。
「わがままで自己中心的で好きなことを書くのが小説家ですが、
自分の子供の未来と自分の残りの人生を考え、
そろそろお返しの時間がきたと思った。
おじさんも頑張るから(次世代の)皆さんも頑張って!」
文化賞未来賞を受賞した画家の浅井裕介さん。
身の回りの素材を用いて絵画やドローイングを制作している画家で、
オープンスペースでの公開制作や小学生との共同制作、ダンサーやミュージシャン、建築家とのコラボにも取り組んでいます。
「好きなことをのびのび描きたいと思ってきた。
これからも大きな夢を描き、かなえたい。」
神奈川スポーツ賞・パラリンピック賞受賞の秋山里奈さん。
競泳女子100m背泳ぎで大会記録を出し、念願の金メダルを獲得しました。
そのシーンをテレビでみた時、感動をしたことを覚えています。
夢を諦めず、たゆまぬ努力を続けた里奈さん。
世界一にこだわり続けたので、金メダルが取れたときにはホッとしたそうです。
「競技は引退します。
次は、周囲から信頼される社会人になるのが目標です。」
来春、明治大学大学院を卒業し、社会へ。
水泳選手だった里奈さんが、社会人となっても、ずーっと応援させて下さいね(o^^o)
祝賀演奏は、神奈川フィルハーモニー&ヴァイオリンの毛利文香さん。
曲目は、モーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調K.219「トルコ風」と、
ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
モーツァルトは、毛利文香さんの繊細ながら力強い演奏を、
そして、「運命」は、指揮の金聖響さんワールドを堪能することが出来ました。
私も、受賞された皆さんのように、夢を諦めず、たゆまぬ努力を続けたいと感じた一日でした。