脱法ハーブの勉強会@県庁 (vol.178)
2012/07/02 ブログ by 安川有里
民主党の中谷議員の呼びかけで、特別委員会終了後、「脱法ハーブ」についての勉強会が行われました。
最近の事件なので覚えている方が多いと思います。
大阪・ミナミの繁華街を暴走する車が、女性2人がはねられ、けがをしました。
逮捕された男は、脱法ハーブを吸って車を運転していました。
ここ、数ヶ月、脱法ハーブをめぐる事件やニュースが目立つようになりました。
今日は、実際に脱法ハーブを作っている側、利用している人たち、医者、学者…様々な立場からの報告事例を紹介しながら、脱法ハーブの危険性についてお話を伺いました。
今の問題点は、
①敷居の低さーハーブという耳触りのいい名前で、気軽に購入できること。
②覚せい剤に類似したぶっしつが、配合されていること。
③成分がさまざまで、どのような薬物かわからない。そのため、病院に搬送さ
れた時、医療現場で混乱。
④覚せい剤などの違反薬物の依存患者が、脱法ということで、雪崩れ込んでい
る。
⑤規制が追いつかない。
東京都は条例で規制、大阪府も東京と連携し条約を作ろうとしています。
事件のことが報道されると、脱法ハーブの売り上げが増えるという現象があるそうです。
報道の仕方も考えなければなりません。
今日の講師は、報道番組を担当している方。
危険性をしっかりと伝えるよう、細心の注意をして報道しているとのお話も伺えました。