常任委員会での意見発表 (vol.65)
2011/07/21 ブログ by 安川有里
7月8日、今回の常任委員会に付託されている議案について、賛成の立場で意見を述べました。
以下がその原稿の一部です。
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いろいろな場所(イベントやエネシフの勉強会etc.)での知事の発言や、委員会での質疑における行政側の話をうかがっていると、また、今日(7/8)の委員会で、確認した事でもありますが、
理想は「県民の負担なしでソーラーパネルをつけられること」ですが、
現時点での『現実』は「現状の補助制度を活用していくという方針」だと思い
ます。
電力需要の逼迫に応急的に対処する「自然エネルギー普及のための手段としての『太陽光発電』の推進。
今回の補正予算により、およそ1万2千件設置することで電力の逼迫にどれだ
け効果があるのでしょうか?
~中略~
申請状況を一年分予測して、今、予算付けするよりは、切れ目のない補助制度を崩さないくらいの範囲で、申請状況をみながら、定例会ごとの補正予算対応
をすべきではなかったかと考えます。
また、1万2千件の申請予想をしていますが、6月末時点で、およそ3800件の申
請で、前年比30%増という現状です。
予想の根拠がどこにあるのか曖昧で、件数「倍増」という言葉ありきの数字ととれなくもありません。
当分は、既存の補助制度でソーラーパネルの設置を促していくとしても、県民に、知事の提唱する200万台設置の「ソーラープロジェクト」は何時導入する
のか、どうやって移行させていくのか・・・の説明責任があるとおもいますの
で、第三回定例会での「案の提示」に期待しています。(委員会で、「ソーラープロジェクトの工程表をしめすと行政側が確約)
県民に、しっかりと説明がわかりやすく伝わる状況での予算配分・補正予算計上を、特に、知事「肝いり」の太陽光政策に要望いたします。
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明日から配布する『みんなでつくる新しい横須賀ストーリー』(政務調査報告書)にも、今回の定例会の報告を記載しています。自宅に郵送希望の方は、お気軽にご連絡ください。郵送させていただきます・(^^)