虎ノ門ヒルズ（Vol.412）
2014/07/13 ブログ by 安川有里
『ドラえもん』ではなく、耳のある「トラのもん」のCMでも、注目された虎ノ門ヒルズ。
7/11 、東京都議会議員と神奈川県議会の有志で視察。東京都議の田中朝子さんの尽力で実現した視察です。
東京のダイナミズムの中、再開発される「都」と「民間」の恊働施策が伺える調査でした。
虎ノ門の私のイメージは、新橋と六本木に挟まれた、どちらかというと、昔からの歴史ある企業が多いオフィス街！高いビルのイメージはありませんでした。
虎ノ門ヒルズを中心にこの街は生まれ変わるんだ、と実感しました。
官・民・地元が一丸となって進めた再開発。森ビルの開発にかける思いも伺うことが出来ました。
（鳥瞰模型）
虎ノ門ヒルズはオフィスの他にホテル、住居などが入った複合施設です。また、ビルの地下には立体道路制度が適用され環状2号線（東京都市計画道路幹線街路環状第2号線）が通っています。計画当初からから、ビルと道路を一体開発しているのが大きな特徴です。
なお、環状2号線の地上部分（新橋四丁目〜虎ノ門ヒルズ手前まで）の道路には片側幅員13mの歩道・自転車道が整備中でした（来春完成）。 東京のシャンゼリゼを目指すそうです。
（パラソルとテーブルを出しているお店が、ちらほら。シャンゼリゼ♬）
（カンファレンスセンター。ここは500人のスクールが可能なメインホール）
（ホールのいすは、カッシーナ。このカンファレンスセンターのためにデザインされました。座り心地、いいです。）
（コーヒーを飲みながら本を読める、ファミリーマート）
（3階から2階のオフィスロビーへ）
特別に、地下の非常用発電施設も見せていただきました。（ここは、写真撮影禁止）
例えば、災害時東京電力からの供給が停止すると、都市ガスを利用した非常用発電機が作動します。（15日間連続）万が一、東京ガス、都市ガス双方の共有が停止した場合でも、貯蔵してある重油で非常用発電機が稼働します。保安用は100時間、オフィス用は連続63時間供給が可能です。
非常時は、帰宅困難者、想定およそ3600人の一時滞在場所を提供出来るなど「逃げ込める街」をめざしているとのことでした。
最後に「トラのもん」に会いにいきました♡
（記念撮影！）
虎ノ門ヒルズを後に都庁へ。
議場見学、懇親会と、有意義な交流となりました。
（バブル時代を感じさせる都庁）
（都議会の議場で）
（都議会、結い・維新の会派の控え室で）
今度は、神奈川で、視察＆議場見学と神奈川の事情などの意見交換を行う予定です。