市立横須賀総合高校の新しい試み(Vol.370)
2014/04/17 ブログ by 安川有里
4/7にプレスリリースされたニュース「市立横須賀総合高校、4月の新入生からタブレット型パソコンを導入!」
今日の情報の時間に新一年生に配布されると聞き、授業を参観させていただきました。
横須賀総合高校(全日制)では、情報教育を教育の柱の一つと位置づけ、無線LANなどの環境を整備し、入学者全員にノートパソコンを導入してきました。しかし、ノートパソコンは、その大きさや重さから気軽に持ち運ぶのが難しい、起動に時間がかかる、メールアカウントが学校でしか利用できない等、使用には制約がありました。そこで、より効果的かつ多くの場面での情報通信端末の利用を実現するためWindows8 タブレット型パソコンとを導入することとになりました。これで、毎日カバンに入れて持ち運ぶことが可能となり、情報教育以外の授業でも検索端末やノートとして利用できます。また、自宅でも学校の授業の復習や、学校からの連絡を受け取ることが出来るようになりました。
私が参観させていただいたのは、5時間目のクラス。
楽しい雰囲気で、高校入学後初めて手にするお揃いのタブレット型パソコンに、「やば〜い!」「テンションあがる〜」と一瞬教室が盛り上がりました。その後は、先生の指導のもと、真剣な表情でパソコンを操作する生徒たち。さすが、今時の高校生!ITは苦手という生徒は1人もいないのか?と感じさせる授業でした。
(これが、生徒1人ひとりのタブレット型コンピューターのセット!)
(授業風景。楽しい雰囲気…)
(入力したら、手を挙げて!一斉に元気に手が挙がります。速い!さすが!)
これから、授業でどのような使い方がされ、その効果は?
タブレット型パソコンで学習意欲そのものが上がるのか?授業内容の工夫など、、うまく使いこなすための改善が必要かもしれません。これまでも、生徒全員にノートパソコンを導入している総合高校です。きっと、教室でのIT環境を刷新する工夫をしてくれると、期待しています。
2〜3ヶ月後、改めて総合高校にその成果について、お話を伺いにいく予定です。この報告に是非注視していただきたいと思います。