『関東大震災から90年』の日に思うこと (vol.296)
2013/09/01 ブログ by 安川有里
今日から9月。
暑い&長い2013年の夏の日が終わろうとしています。
死者10万人以上を出した関東大震災から、今日で90年を迎えます。
8/30からの防災週間期間中には、全国各地でさまざまな訓練が行われます。
神奈川県では9/5に、「シェイク・アウト」という一斉訓練が予定されています。
地震災害から「いのち」を守るためには、自らの身は自らで守る「自助」が重要です。
災害時の「自助」の意識の向上を図るため、県民・事業者・行政機関などに広く参加を呼びかけ、
地震発生時の安全確保行動を県内全域で行うのが、「かながわシェイクアウト(いっせい防災行動訓練)」です。
訓練会場に参加者を集める方式の防災訓練とは異なり、
事前登録した不特定多数の参加者が一斉にそれぞれの場所で
「1DROP!、2COVER!、3HOLD ON!」等の安全確保行動を行う、防災訓練です。
2008年にアメリカ合衆国で始まりました。
訓練は9/5木)午前11時に行います。
都合に合わせて前後2週間の期間内に参加日程を変更することも可能です。
8月27日現在で44万人を超える申し込みがあり、これが予定通り実施されると国内最大規模の防災訓練になります。
是非、皆さんも参加して下さいね。
9月に入って、地元の最初のイベントは
「2013 いーちゃ、イチャfestival」
三笠公園で行われた沖縄の食と文化の祭典です。
晴天に恵まれ、三笠公園は沖縄一色。
明るい雰囲気で、美味しい「食」と音楽などを中心とした「文化」が紹介されていました。
美しい自然を守るーがテーマの映画も上映されていました。
楽しいfestivalでした。
沖縄が大好きな私ですが、沖縄について考えるとき、
沖縄独自が歩んできた「歴史」に思いを馳せずにはいられません。
関東大震災から90年、明日はミズーリ号の上で太平洋戦争の日本の降伏調印式が行われた日です。
災害しかりですが、政治も戦争も同じこと。
風化させることなく、学ぶ、備える、対処する…。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉がありますす。
実際に自分自身が痛い目に遭わなければ、身にしみない事もありますが、
歴史を学ぶ(過去の人々の経験から教訓を学ぶ)ことで、将来に備えることが大切だと思います。