ユースリーダー養成講座(*^^*) (vol.234)
2012/11/25 ブログ by 安川有里
11/23〜25の3日間、湘南DVセンター主催(県・教育委員会子供支援課も共催)の「ユースリーダー養成講座」に参加しました。
湘南DVサポートセンターとの出会いは、今年の春。
友人の長嶋たつひろ鎌倉市議会議員に、いじめ対策の一つとして紹介された「スクール・バディ」がきっかけでした。
彼に聞いた「スクール・バディ」の詳細を知りたくて、
湘南DVサポートセンターの理事長・瀧田信之さんに電話し、藤沢でお話しを伺いました。
いじめ防止プログラム・・・教師などの大人の目線ではなく、
生徒自らが主体となる「スクール・バディ」活動。
生徒たちが、「映画」「演劇」「校内放送のDJ」「新聞・ポスターづくり」など、
いじめを未然に防ぐための様々な企画を考え、学校内外に暴力の防止・いじめの防止を訴える活動です。
「スクール・バディ」の活動については、6月の一般質問で、
県のいじめ対策に対する『要望』として、紹介させていただきました。
5月に瀧田理事長とお会いした時に伺った「ユースリーダー養成講座」。
是非受講したいと、2ヶ月以上前からスケジュールにいれ、楽しみにしていました。
いじめや虐待など、友人間・家族間で起こる暴力は、10代の青少年にとってとても深刻な問題です。
被害者の精神的なダメージは長期間にわたるといわれています。
被害を受けた子どもたちは、なかなか周囲に打ち明けられず、
深刻な事態になるまで表面化しないことが多いといわれています。
「いじめ」「デーティング・バイオレンス(デートDV)」などの暴力を防止するために、
子どもたちの苦しさに耳を傾け、専門家につなぐのが「ユースリーダー」です。
3日間の講習。
高校生から私たちの年代まで、
大学生の専攻も様々、セラピスト・子育て中のママ・スクールカウンセラー・現役の教師・大学の先生etc.様々なバックボーンを持つ多彩な参加者で、熱心に積極的に行われた講習でした。
3日間の講座内容は……
11/23 ①ユースリーダーの活動について ②DV、虐待、いじめについて③子どもの心理
11/24 ①ジェンダーについて ②トラウマからの心の回復
11/25 ① 子どもとできる創造的な対立解決 ② コミュニケーションを活かしてみよう
でした。
また3日間、グループで中・高生むけの「デーティング・バイオレンス」の啓蒙のための冊子の内容を検討し、4コマ漫画風に演出した作品を作るワークも行いました。
(私の属したグループの結果です。テーマはデーティング・バイオレンス。その支援の仕方は・・・?)
(ジェンダーについて語ってくれたファシリテーターの飯田亮瑠さん)
(「トラウマからの心の回復」について、サイコセラピストの金城理枝さんの講義。実際に出会った患者さんとの話や、日本の精神科医療の現状等、興味深いお話を伺う事が出来ました。)
(3日目午前は、NPO法人開発教育協会の中村絵乃さんの「子どもとできる創造的な対立解決」。子どもに限らず、大人こそ学ばなければならない・・と)
(午後は、ウエルネスコーディネーターの渡辺浩子さんの講義。午前中の講義に受講生と一緒に参加して下さいました。ワークでは、私と同じ組に。コミュニケーションの活かし方とリラクゼーションの重要性を教えて下さいました。街頭活動や市民の皆さんとの意見交換会で、心がけたいヒントが沢山ありました!)
(3日間の課題、「デーティング・バイオレンス」の事例発表前、みんなで準備!)
(3日間の講座を終えて、ダンスを披露してくれました!楽しい時間をありがとう!新しい仲間に感謝!)
熱心な皆さんと過ごした3日間。
濃い3日間でした。
今、ブログを書いていて、改めて参加して、本当によかった、と思います。
講師の先生のお話し、新しく出来た仲間、その皆さんの考え……
ピカッというヒントがたくさんありました。
これらを、今後の活動に活かしたいと思います。
皆さん、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします(^_−)−☆