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文教PTー夏の視察③ (vol.197)

2012/08/21 ブログ by 安川有里


文教PTの夏の視察、3日目。
今日は、県北の施設を調査しました。

まず向かったのは、愛川町にある「愛川ふれあいの村」。
神奈川県下、3カ所のふれあいの村の一つです。
(あと2カ所は、足柄と三浦)

昭和40年代に開設した「愛川ふれあいの村」。
丹沢山系の東端に連なる仏果山や高取山の山麓に位置しています。
四季おりおりの美しい山々と豊かな自然に恵まれた環境の中にあります。
東京ドーム3.5個分の敷地に、グラウンド4面・体育館・ロッジ9棟・キャンプファイアー場3つ・バーベキュー場・テントサイト・食堂事務所etc.が点在しています。


(食堂。お昼はビュッフェを楽しめます。)


(紅葉の季節が素晴らしい!是非、来て下さい!とのこと。)


(ロッジ棟)

年間の利用者は13万人以上。
小学生は、食事付きで2000円以下と、県立ならではの金額で利用出来ます。

「愛川ふれあいの村」の一番の魅力は、近辺に沢山の見どころがあること。
首都圏最大の水ガメ宮ヶ瀬ダム・水とエネルギー館、服部牧場、レインボープラザ、工芸工房村……そして、今建設中の愛川メガソーラー。
太陽光発電と水力発電の両方を一度に勉強することが出来ます。

その上、様々な体験プログラムも用意されています。
親子で楽しめるものも沢山のあります。


(子供達に人気の「ピザ釜」)

『みんなに知ってもらって、みんなに来てもらおう‼』と、
魅力あふれるプログラムを提案し続ける、杉浦所長さんはじめ16人のスタッフの皆さんの、心に触れ合える施設です。

午後は、宮ヶ瀬ダムへ。
宮ヶ瀬カヌー場と津久井馬術場を調査しました。

宮ヶ瀬カヌー場は、宮ヶ瀬湖の誕生に合わせ、平成10年の第53回国民体育大会(かながわ・ゆめ国体)のカヌー競技施設として整備されたものです。
艇庫(かぬーの置き場)には、122艇のカヌーとボートがあり、地元のNPOの方々の指導の下、生涯スポーツの拠点として利用されています。


(艇庫)


(カヌー桟橋とカヌーコース)

津久井馬術場。
こちらも、かながわ・ゆめ国体の馬術競技場として整備されました。

オリンピックの放映で、馬術競技の優雅な魅力に感動した方も多いと思います。
人馬一体という言葉があるように、選手は、自分の馬を競技場に連れていかなければなりません。82頭分の厩舎とホースマネージャーの宿泊所も完備されています。


(厩舎)

「宮ヶ瀬カヌー場」と「津久井馬術場」はどちらも、教育局の管理委任行政財産。
今日視察の他の2カ所は、指定管理。
その、あり方についても学ばせていただきました。

最後は、「相模湖漕艇場」。
この漕艇場は、昭和38年に設置され、翌年の東京オリンピックのカヌー会場になり、以降、ボート・カヌーのメッカとして各種の大会が開催され、多くの人々に利用されて来ました。


(管理運営棟)


(管理運営棟の2階にあるトレーニング室にあるマシーン)

ボート競技人口は、平成22年現在8716名。
最高に多かった年は、平成4年。
前年の1月から放映されたドラマ「愛という名のもとに」の主人公たちの所属していたのが、大学のボート部。
唐沢寿明さんや江口洋介さん、鈴木保奈美さんたちの青春ドラマ。
かっこよかったし、彼らの友情に心動かされた人も多かったのでしょうか。
翌年に、ボート競技人口がピークを迎えたのも頷けます。

今日は、津久井高校のボート部の皆さんが、明日からの合宿の準備をしていました。国際大会に出場するほどの力を持った選手も所属する津久井高校のボート部。
頑張って(^-^)/

マイナーなスポーツを支えている?とも言われる、今日の午後の視察場所。
今回のオリンピックを観ていて、これまで日本が国際大会で優秀な成績をおさめられなかったスポーツが、メダルを受賞し、夢を与えてくれました。
どんなスポーツも、裾野を強固にすることが、新しい感動を与えてくれるかも……と、相模湖を後にしました。


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